(2018年04月20日追記)
現在、この「目覚まし時計 ルミエール」よりも性能が良い光目覚ましinti4をおすすめします。
驚くほど安価でありながら、Amazonで高評価の
Hallomall Wake-Up Light with Radioを試してみました。
その価格は3,080円。
値段は魅力的、しかしながら実際に届いた目覚ましを手に取ってみると
3,080円という価格も高級に見えるほど
さわり心地からチープな製品でした。
持ってみてあまりの軽さに驚き
計量してみたところ
本体 250g・脚 119g
トータルでも369gという軽さ。
軽いのは、魅力といえば魅力にもなりますが
材質の見栄え・手触りから、廉価感は拭えません。
背面から出ているコードのようなものは
説明書によると「アンテナ」だそうです。
今時、ラジオを聞けるデバイスで、アンテナが出ているのも珍しい。
「アンテナ」という響きがなつかしいと思ったら、
そのスピーカーから流れる音も、チープな音質で昭和感出てました。
肝心の明るさですが、説明書・外箱には製品仕様が一切書かれていません。
Amazonのページを見ると70LM(ルーメン)とありました。
1ルーメンという単位は
1メートル先のローソクの光を手元で確認できる明るさ。
70ルーメンというのは
1m先に70本のローソクがある程度の明るさ、と考えられます。
ちなみに100ルーメンで懐中電灯程度の明るさといわれています。
朝の太陽を思うと、全然光の量が足りない!
日の出を模した明るさについては
30分前の日の出10%から
目覚ましセット時間には100%になるといった内容で
Amazonのページには書かれていますが
その100%がこの程度の明るさ。
30cm定規を置いてみると
1mどころか30cm先も明るく照らすことができない!
人を目覚めさせる2,500ルクスに全く達していません。
こんな製品を光目覚まし時計だと信じて買った人は
後悔しているに違いありません。
光目覚まし時計そのものに不信感を起こしかねません。
このような粗悪品のせいで
光目覚まし時計そのものに対する不信感が高まるような事態となれば
とても許せないです。
操作説明書には、いの一番に
「光の目覚まし時計を頭の40-50CM近くに置いてください」
と書かれているのが寒々しい。
説明書自体もわかりにくい。
中国製で、日本語が変なのを割り引いたとしても
それでもイマイチわかりにくい。
今回の検証をするにおいても
説明書がわかりにくすぎて非常に時間を取られました。
Amazonの商品紹介ページには
「スヌーズ付」とタイトルに入力されていますが
説明書には一切書いてありません。
目覚ましの止め方も書いてありません。
商品説明書が不十分なのか
Amazon商品紹介ページに嘘を書いてあるのかはわかりませんが
レビューを遡って見ていくと
まったくちがう製品の写真がアップされたものも見つけました。
このページのレビューそのものが信憑性に欠けます。
朝の目覚めを促すことを目的にすれば
「安かろう悪かろう」であると断言します。
(2018年04月20日追記)
現在、この「目覚まし時計 ルミエール」よりも性能が良い光目覚ましinti4をおすすめします。