睡眠コラム

レム睡眠とノンレム睡眠

投稿日:2016年10月17日 更新日:

睡眠には、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類があります。
レム睡眠の最中には、眠っているにもかかわらず、しばしば素早い眼球運動が出現します。また、脳波も目覚めているときに現れるような形状を示します。
このような浅い眠りをレム睡眠といいます。

一方、ノンレム睡眠では、そうした眼球運動は見られません。
ノンレム睡眠は、脳波の変化によって1から4までの四つのステージに分けられ、ステージ3とステージ4は「徐波睡眠」と呼ばれる深い眠りになります。

人の睡眠は、まずノンレム睡眠から始まり、次にレム睡眠が出現、そのこつを合わせると約90分の周期となり、その周期が一晩に4~5回繰り返されることになります。その際、徐波睡眠が出現するのは最初の2~3周期までで、その後はほとんど浅い睡眠だけとなり、徐々にレム睡眠の割合が明えて、最終的に目覚めることになります。

さて、ノンレム睡眠のときには、身体の筋肉の緊張は比較的保たれており、脈拍、呼吸、血圧などの自律神経機能は安定しています。
外から見ていても深い寝息を立てて熟睡している様子が観察されます。このとき脳(大脳皮質)は活動を低下させ、休息モードに入っています。

眠りは、大脳の活動度が低いほど深いとされますが、ノンレム睡眠の最中には多少の物音がしたくらいでは目を覚まさないほど脳が休んでいるのです。とくに徐波睡眠は大脳の休息に深く関係しているだけでなく、組織の修復や免疫機能を高める上でも、大きな役割を担っています。

一方、レム睡眠では、身体の筋肉の緊張はほとんどなくなり、力が抜けた状態になってしまいます。ただし、脳は活発に働いており、交感神経は緊張状態にあり、脈拍、呼吸、血圧などの自律神経機能は不規則に変化するため、「自律神経系の嵐」などと呼ばれる状態が現れます。

このレム睡眠のとき、大脳はかなり高い活動レベルにあり、その最中に起こすと、80%以上の人が夢を見ていると報告されているくらいです。

ちなみに、成人の場合、一晩の睡眠時間のうち2割強がレム睡眠に費やされています。それに対し、生まれたばかりの赤ちゃんは1日の睡眠時間のうち5割がレム睡眠に費やされており、その後、成長とともにレム睡眠の時間は減っていくことがわかっています。

このことから、どうやら、レム睡眠は脳の発達にも重要な役割を果たしているらしいとも考えられています。「寝る子は育つ」というのは、キチンとした科学的根拠があります。

眠っている間でも脳や身体は全部が全部休んでいるわけではないのです。

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