睡眠コラム

体内時計は「24時間周期」

投稿日:2016年10月17日 更新日:

体内時計は、人間の場合、脳の中心付近にある神経細胞の集まり「視交叉上核」がその役割を担っています。
左右の眼球の後ろから出ている視神経は、頭蓋骨の真ん中、眉間の奥に相当するあたりで交叉していますが、この交叉する場所のすぐ上に、左右一つずつあるのが視交叉上核です。

多くの神経細胞が互いに連携することで、視交叉上核全体が「体内時計」として、より強固な約24時間周期のリズムを作っているのだと考えられています。
この約24時間のリズムの代表が、「概日リズム機構」です。

海外旅行に行ったときなど、夜になってもなかなか眠れなかったり、逆に昼間から眠くなって困ったという経験を持っている人も多いでしょう。
いわゆる「時差ボケ」です。

日本での生活に同調していた体内時計が、海外の昼夜リズムに同調するまでに数日から数週間かかります。そのために体内時計によってコントロールされている眠りのリズムがずれてしまうために起こるのです。

さて、「体内時計は約24時間周期で動いている」と言いましたが、じつは、正確には25時間の周期で動いていると考えられています。

1965年、ドイツの研究者ユルゲン・アシヨフが、外界から遮断された部屋に26人の被験者を1カ月近く生活させて、その状態を詳しく調べました。

1日のうちに光も音も温度の変化もない条件で生活させ観察を続けていると、就寝時聞が1日に1時間ずつ、ずれていったのです。

実験では、12日後には12時間ずれてしまい、真夜中の12時と正午が逆転。そして、24日後にまた元に戻ったのです。
そこから、人間のサイクルが24時間ではなく25時間であることをつきとめることが出来ました。

私たちは毎朝、太陽の光を目から入れることで、体内時計を1時間早めることが出来ています。

この際、光目覚ましを使うことで、曇の日が続くといった状況下でも、体内時計を24時間周期にし続けることが出来ます。これが私が光目覚ましをオススメする最大の理由です。

地球の自転は24時間で、われわれ人間はそれに合わせて生活しているのに、なぜこの1時間のずれがあるのか・・・不思議に思うことでしょう。

理由はともかく、その差があるからこそ、人間は多少生活のリズムが崩れても、それをうまく調整しながら生きていけるのではないか、とも考えられています。

-睡眠コラム

Copyright© 光目覚まし時計 , 2022 AllRights Reserved.