睡眠コラム

自分の不眠のタイプを知る

投稿日:2016年10月17日 更新日:

入眠障害

布団に入ってから眠りにつくまでの時間が30分以上かかる、いわゆる「寝つきが悪い」タイプです。
心配事や精神的ストレス、睡眠にこだわりをもっている人に起こりやすく、周囲の騒音や身体の痛み、かゆみも一因となります。

日本の成人の8.3%が、こうした寝つきの悪さを経験しているといわれます。年齢による差は目立たず、若い人や中年にも多くみられます。

熟眠障害

睡眠時間を充分とったはずなのに、朝起きたときにぐっすり眠った感じがない、熟睡したという満足感が得られない状態をいいます。
健康な人の場合、よく眠ったという熟睡感は、深いノンレム睡眠の量が関連するとされます。したがって深いノンレム睡眠の量が少なく、脳が深く眠っていない場合に、「ウトウトしただけで一晩中ほとんど眠れていない」という感覚を覚えることが多いです。

中途覚醒

夜中に何度も目が覚めてしまい、再び寝つくのが難しいタイプです。飲酒や夜間の頻尿、身体の不快な感覚など、睡眠を妨げる身体的な原因がある場合に起こりやすくなります。

睡眠障害の中でも特に多いタイプで、日本では成人の15%が中途覚醒の不眠を経験しているとされています。特に高齢者に多くみられ、60歳以上になると20%以上の人がこの症状を訴えています。

早朝覚醒

朝早く目覚めてしまい、まだ眠りたいのに眠れなくなってしまうタイプです。朝、起床しようと思っていた時間よりもやたらに早く目が覚めてしまいます。

日本では成人の8%が、このタイプの不眠を経験していて、年をとって朝型化か進むと、特に男性で多くみられるようになります。また、このタイプの不眠は朝寝床から出るのがつらいという症状とともに、うつ病の初期症状としても現われるため、注意が必要です。

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